ストレスと座禅

なんか長文になりました、、、。

免疫革命という本がありましてなかなか凄いのです。
実はこの本以前読んだ事あるんですが知人に言われてもう一度再読中。以前というのは白血病が再発する前で抗がん剤で押さえられていた時期だったんですがその時のこの本のインパクトって言うのは強烈でした。

●ガンなどほとんどの病気はストレスが原因
●規則正しい生活が病気を遠ざける
●鎮痛剤解熱剤体温を下げる薬を飲まない
●副交感神経が免疫力を高める

勝手に要約させていただいてこんな感じの内容。
凄く勉強になって身体のメカニズムが少し分かった気がした素晴らしい本。

免疫革命

免疫革命


しかし一点だけ、、、、


反論する訳ではないのですがストレスってない人間はいないと思うんだよなあ。
一部の特殊な方を除いて。これは後で触れます。




ストレスがない人間はいない!

仕事でストレスをためている方が会社休んで家でじっとしていたってどうでしょう?
ストレスが生まれたとき取り除かなければいけないって焦る気持ちさえストレス。


例えばですねー

「考えるな!」

なんて言われて考えないようにしようってめちゃ考えてる、、、、

眠れない夜に眠らなければって思うほど寝られない、、、、

”自由”にやっていいと言われたら逆に何も出来ない、、、

こんな感覚に近いかな?


この感じ以前どこかで??


岡本太郎さんの著書でこんなのがありました。

「芸術は新しくありたい。が、新しいという事にこだわったとたん”新しい”ではなくなってしまう」

本当に”新しい”ものは新しいという事さえも分からず意味不明の物体としてあり、その時は意味不明で理解されないものだ。
「これ新しいよね」なんていわれるものは既に新しくなんかない。

ちょっと難しいけど。

こんなかなり目からウロコな岡本哲学はこの本がおすすめです。
今日の芸術

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)



どうしたらいいんでしょう??




一個だけ全て解決の方法があるような気がします。



それは”無”の境地。


座禅?瞑想?


”無”になれれば何も考えないんだから当然”無”だから。

じゃあ今日から座禅始めようと言ってもこれかなり難しいよね?
”無”にしなきゃって頭で考えた時点でもうすでに”無”ではないんだから!だから修行するのでしょうか?ビートルズも瞑想の修行にインドに行ったっていうし。。。



横尾忠則さんの著書にあったのが

ロダンの「考える」人のこと。。。

西洋では考えるってことが高貴で素晴らしい事とされていて哲学者とか学者とかが尊敬されているがアジア〜インド〜東洋は考えない事が素晴らしいとされているんだと。
もちろんこれ瞑想や座禅の事よね。

横尾さんが「考える人」についてどう考察するかって聞かれたときにこう思ったそうです。

西洋人ではないもんなあ俺たち日本人は。

だからきっと無になれたらどんなにか素晴らしい事だろうね?

そしてら見事全部解決しますわ。



待てよ?
そうなりたいから出家とかして修行しまくって厳しい環境において”無”の境地に近づこうとしていらっしゃる方々がいらっしゃるのかな?





無理ね。。。








結婚式記念日の昨夜はナイスワインで祝杯。
ずっとこんな感じでな。。。しょうもない事考えてさ、、、。