Time is All ?

相変わらず?本日も闘病です。

僕の治療の場合、俗にいう化学療法でして、点滴して経過を血液検査で見守る、、、という地道で時間がかかる、僕的には雲をつかむ??ような雰囲気がある治療です。

皆さんがんばって!とか治療に専念!とか言ってくださるのですが、なにせただ風邪などひかずに、時が経つのを待つだけ、、、っていうのが現実です。がんばりようが無い。。ただ時間を耐えるのにはがんばるが必要かも?だって朝から晩までな〜〜んにもしないんですよ。熱と血圧はかるだけ!

そりゃあご飯が楽しみにもなります。いいことですがね!これが僕の現在の”治療”です。




”できそこないの男たち”の中で福岡伸一さんが最後に持論を述べられていましたが、僕的に解釈すると、
「魚が水中にしかいられずに、しかも魚自体がそれに気が付いていなくて、水が無くなったら死んでしまうように、人類は時間と言う物質に覆われて生活していて、それに気が付かない、、、、。」

ような話があった。これを考え方をきいて本当にこの治療のしている価値とか、世の中の真実?を知ったというか、新たな概念でした。もの凄く考えちゃいます。
治療が何もしていない訳でなくて、時間を経過しているんだなってこと、、、。


病室哲学でした。


できそこないの男たち (光文社新書)

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