細胞と合コン
先日から読んでいた”生物と無生物のあいだ”っていう本読み終えた。難しいところもあったけど、細胞やDNA、タンパク質の話から最終的には自然界のものすごいシステム、それにつながるこの世の中へと話は発展していく何とも言えない面白さ。
科学の話を軸に、ニューヨーク、幼少期の思い出、科学者達の心理、巧みに変わるシチュエーションが疲れさせずに読めた。
しかも自分の体の中で今現在も活動している細胞の話だと思うと、すごく不思議。
僕なりの解釈です。
例えば会社でAさんだけにしかできない難しい仕事があったとします。
そんななかAさんが急に会社を辞めちゃいました。困った会社の人は周りのいろんな人、上司、同僚、あるいは新人を入れたり、派遣社員を頼んだり、なんとかしてその業務を回すようにする。やっとの思いでなんとか業務は遂行されてきた。。。。
結果だけ見ればAさんがいなくてもその業務は出来たってことになる。
現実ではよくあることですよね?この仕事は自分じゃなきゃあ出来ないって思っていても、配置換えや退社して様子を見てても、ちゃあんと業務が回っている。。。でもその現場はてんてこ舞!!
このような事が、細胞の中で起こっているらしいです。
実験でわざと細胞の中の大事な物質をすべて取り除いても、周りの何かがどうにかして支障が出ないようにするらしいんです。結果的には何も起こらない、、、、。
ミラクルです。会社も社会も細胞もDNAもうまく出来ておりますなあ。
ところで今晩は僕ら夫婦が主催する合コンします。奥さんの仕事場の女性陣と僕の友人の男性陣。なんだかこっちがドキドキするなあ。
で、今度はこれ読みます。”私塾のすすめ”
- 作者: 齋藤孝梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/05/08
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