なんだかなあ

格差社会って言いますよね。この格差社会って資本主義のルールで考えたらどうなんでしょう。たとえば僕が会社の社長であったとしたら去年よりもいい売上出さなければならないだろうし、少しでも油断したらライバルに仕事を持って行かれるかもしれない。必死に営業して数々の法律の制限もくぐりぬけてなんとか会社を経営していんだろうな。普通に考えれば出ていくお金を減らすんでしょう。安い部品に変える、種類を減らす、人件費を減らす→非正社員となります。会社の成長に邁進するのではないでしょうか。

例えば横浜みなとみらい線の駅のホームにある液晶TVポスター。一定の時間で映し出される映像ポスターが変わっていくわけです。従来のポスターならデザイン→色校正→印刷→駅となるわけでしょうが、その間には郵便、宅配など物流を担う人、印刷する人、紙屋さん、インク屋さん、etc...最後にポスターを貼る人と様々な”人間”がかかわるわけです。液晶TVポスターならデザイン→駅となります。無料のメールでボタンひとつでパッと送れて画面に表示されるわけです。

このシステムを考え出した人はものすごい経費を削減した輝かしい成功を手にしているのでしょうね。会社でプロジェクトの成功を祝ってパーティーをやって、ああいい仕事したと満足し、出世していくのでしょう。

郵便、宅配など物流を担う人、印刷する人、紙屋さん、インク屋さん、etc...最後にポスターを貼る人と様々な”人間”はどうなるのでしょうか?

液晶TVポスターを考えた会社の立場なら”いい仕事”
さまざまな”人間”の立場なら仕事がなくなる。。。
”僕が会社の社長だとしたら”の会社が例えば印刷屋さんだとしたら、仕事が減っていくなか会社をがむしゃらに守るわけで、当然さっき書いた様子になるのは?

考えていくとなんだか奥深いですねえ。
ともあれいい天気なので、気分がいいです。。